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2008年4月28日 (月)

【屋久島旅行③】新高塚小屋~縄文杉~ウィルソン株~白谷雲水峡

小屋の朝は早い。朝4時に誰かが起きて身支度を始めると,ほぼ一斉に。

4時20分には「かぼちゃバウム」(500キロカロリー超)と水で朝食を終え,出られる状態になったが,トイレに並んでタイムロス。

朝陽を浴びる縄文杉を見るには,5時30分過ぎの日の出前には着きたい。

ヘッドライトを頼りに4時40分に新高塚小屋を出る。

ほぼ単調な下りという話だったが,多少登りもあった。標高差200mを下り,5時30分には縄文杉に。

観覧デッキの上は朝の静寂の中・・・とはいかず,人で溢れてた(汗)

天気が悪い場合には,縄文杉往復高塚小屋泊にしようと思っていたが,同じように,縄文杉1泊往復コースを考えていた人が多かったということでしょう。

往復22キロ,10時間歩いて正味15分ぐらいしか見る時間がなければ,もったいないので,近くに泊まって,朝夕(夜)の縄文杉を眺めたいと思うのは人情。

私も,昨日,元気があれば,カメラと三脚をかついで往復しようかとも思ったぐらいで・・・。

5時半から6時過ぎまでは喧噪の中,タイミングを見計らって写真撮影。

P1030088 

フィルムで撮ったのは,また後日改めて。

7時前に2度目の食事。

アルファ米の炊き込みご飯。

P1030092

お湯を110cc注げば15分でできあがり。時間はかかりますが,味は合格点。

腹ごしらえをし,紅茶も飲み,縄文杉の近くで2時間。

日の出でなくても朝陽が当たる縄文杉を撮りたかったが,この朝は結局機会に恵まれず。

7時半頃帰路に着く。

おそらく,10時頃までが静かな時間帯ではなかろうか。

帰路,夫婦杉(枝でつながっている杉),大王杉(縄文杉発見まで一番古いとされていた杉)と見て,

P1030095

P1030097

大王杉下の水場で水を補給。

縄文杉へ向かう人としては,ここは貴重な水場だろう。

P1030099

通称「地獄の3丁目」にさしかかる。

P1030101

縄文杉へ登る途中,ウィルソン株を過ぎたところにある木段。

ウィルソン株側から1丁目,2丁目,3丁目と続く。合計でビルの25階に上がるような木段。

下る分には負担じゃないが,登るのは大変。

1年半前に登ったが,ここが一番きつかった。雨で濡れていたので,滑られないよう気をつかったし。

手すりがないので,ステッキかストックがあれば楽だと思う。

そして,ウィルソン株に8時20分頃着く。

P1030103

切り株が空洞になっているので,ある場所からしゃがんで上を向くとハート型に見える。

来るガイドさん,来るガイドさん,同じ説明をしていくが,本当は,木の株の中を見るもので,ハート型の写真を撮って早々に帰るものではないのではないかと思いつつ,自分も撮る。

株の内外で,三脚を置いて写真を撮ろうとするが,人が多すぎて,なかなか撮れない。

結局,ウィルソン株付近で60分ぐらいいたけれど,人人人で,落ち着いて写真を撮れる状態ではなかった。

翁杉を経て「大株歩道入口」に着く。

縄文杉を往復する場合の中間点「的」な場所。正確には中間点ではないけれど,荒川登山口から大株歩道入口までが単調なトロッコ道。

これから,山道である「大株歩道」に入る。本格的なトイレもここが最後といえる(高塚小屋にもあることはある)。

注意書きにもあったけれど,大株歩道と言っても立派な山道なので,それ相応の装備が必要。

ともあれ,大株歩道入口までゆっくり下りてきて10時。

正午には荒川登山口に着いてしまう。しかも,トロッコ道を2時間歩くのは味気ない。

荒川登山口で下山した場合,淀川入口に置いた車を取りに行くためタクシーを呼ぶ必要があるが,携帯電話が通じるのは,縄文杉などわずかなポイント。しかも,縄文杉で掛けている人たちの様子を見ていても,長くはつながらない様子。

ところが,白谷雲水峡からだと日に何本かある模様(地図に1日2往復とあるが,これは間違い)。

バスで下山して宮之浦まで500円。そこから淀川入口までタクシーで9000円ぐらいなので,コースの楽しさからすれば,こちらが正解か。

日を改めて白谷雲水峡バス停から太鼓岩まで見て往復すると4時間ぐらいコースになる。

P1030118

昔はレールと平行な木道はなかったらしいけど,だいぶ整備されたようだ。

時間もあるので,昨夕,他の登山客と話していた白谷雲水峡経由で下りることにする。

警察署に出した登山届けとは違うが,致し方ない。

楠川分かれから11時頃辻峠向けて登り始める。

途中,サンダル履き(つま先が見えているもの)で「縄文杉まで行きます」という若者とすれ違った。

自分たちが「底が厚い」,「足首まである」,「防水機能のある」靴を履いている理由などわからない様子。

辻峠の下で11時半にすれ違ったので,縄文杉へ日帰り往復できるはずもないのだが。

次に,外国人3人を連れた日本人とすれ違う。

新高塚小屋に昨晩泊まったことを知ると,すかさず,「小屋で携帯電話の充電はできますか。」と聞かれた。

山の中は携帯電話を使えないことと,小屋には電気がないことを告げた。

デジカメのバッテリーの充電をどうするのかと食い下がられたが,液晶画面を使わないようにするか,予備を持つしかないのだろうと思う。コンセントがないことにとても困った様子だったが,それ以前に,懐中電灯がないとトイレにも行けないことをわかっているのだろうか・・・。

11時50分頃,辻峠の手前の「辻の岩屋」の脇で昼食。

アルファ米の「五目ご飯」,紅茶。

アルファ米のご飯を作り出すと,湯を沸かして,15分待って,食べるので,40分ぐらい,まったりとしてしまう。

太鼓岩へ標高差100m登るぐらいで後は完全な下り。荷物が重いので,まだまだ要注意だが,ほっとした気分もあったと思う。

12時50分頃,再度歩き始める。

辻峠で13時前。白谷雲水峡のバス停までコースタイムで1時間20分。太鼓岩に登っても3時のバスに間に合うはず。

辻峠(979m)から太鼓岩へ。標高差約100m。登り15分。下り10分。

登りと下りとでルートが違うので要注意。

ザックを置いてストックとウエストポーチだけで登る。

体が急に軽くなり,ほいほいと軽やかに登るが,調子に乗りすぎて最後息が切れる。

太鼓岩からの風景は絶景。だけど人が多いので,写真を撮るにも立っている人が邪魔。

致し方ない。

P1030151

この景色が180度ではないがかなり広角に見える。

でも,昨日の宮之浦岳からの景色を見ているので,どうしても比べてしまう。

早々に太鼓岩を去り,1時半頃から辻峠を下り始める。

3時のバスに結構ぎりぎりかも。

とは言いながら,宮崎駿の「もののけ姫」のモデルになったという白谷雲水峡。写真でよく見る「苔の森」ではザックからカメラを出して撮影。

デジカメでも撮ったが,乾燥注意報が出ているとおり,最近雨が降っていないため,苔の緑に勢いがない。

P1030161

さて,フィルム写真ではどうなっていますやら。

途中,白谷小屋の状況(建物の中がトイレの消臭剤の臭いで充満しているとの噂)を確認した。

世界遺産なのだから,白谷小屋に限らず,トイレはどうにかしてほしいもの。

ともあれ,山道を駆け下り,14時48分,白谷雲水峡バス停に着く。15時の後にもまだ1本あった。

バス停付近は,観光地なのに,土産物屋どころか自動販売機もない。ある意味,日本らしからぬ風景(笑)

ストックを畳んでいると,バスが着いた。

乗車すると,すぐに出発。

おいおい,14時52分だよ。

P1030170

時計の605は高度計の数値。時刻はその下の1452。

電波時計なので間違いはない。

乗車口は時計の向こう。ドアは閉まってる。

もう少し遅く着いたら1時間ぐらい待つことになったかも。

ちなみに,白谷雲水峡バス停付近も携帯電話は通じず,少し下りないと電話は通じないらしい。

15時15分ぐらいに宮之浦バス停に着き(終点の「宮之浦港」まで行かず),安房方面行きのバスがあれば乗ろうとするが,15時13分に出たばかり。

タクシーを呼んで,淀川入口へ向かう。

P1030176

結局,淀川入口に車に乗った時点で16時39分。

ここから車で1時間近くかけて下ることに。

それにしても,トレッキングシューズ。

P1030172

先週の丹沢大山登りの後,ソールを交換し,扁平足でも疲れづらいように「チューンナップ」しててよかった。チューンナップしてなかったら,相当筋肉に負担がかかっていただろうと思う。

だけど,今回のような山行の時にはもう少しがっちりしたので登った方がよかったかも。

それでも,怪我もせずに下りてこられたのは,この靴のお蔭だ。

アテネ五輪のマラソンを完走した後の野口みづきの気持ちがわかったような気がした。

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コメント

晴天に恵まれて、無事戻ってこれてよかったな。

屋久島の山歩き、これほど人が多いとは
思ってもみなかったよ。

私のような無計画な人間は、山歩きには不向きだと解りました。

きっと私も、ろくな食料も装備も持たず
勢いだけで出発するタイプやから^^;

筋肉痛は大丈夫やったかな?

投稿: 武蔵坊弁慶 | 2008年5月 6日 (火) 11時45分

筋肉痛はほとんどなし。
日頃の鍛錬というよりは,インソールがよかったのだと思う。

ただ,途中膝が痛くなったときもあるし,右足先で硬いもの蹴飛ばしたようで爪を内出血したり,足をひねりかけたり・・・。足のトラブルはいくつか。

投稿: 日本茶々々 | 2008年5月 6日 (火) 14時05分

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