« バルサ開幕戦 0-0ドロー | トップページ | 鯨を堪能する会@坐唯杏・池袋 »

2007年8月27日 (月)

捕鯨船とホエールウォッチング@知床沖

知床の羅臼沖で捕鯨船がツチクジラを捕獲するところへホエールウォッチングの船が接近したらしい。

毎日新聞は,

「現場は禁漁区域でなく、捕鯨船はクジラを追っていて偶然、この海域に来たとみられる。世界自然遺産登録海域の近くで、結果的にクジラの生態を楽しむ観光客の前で捕鯨した事態になり、波紋が広がりそうだ。」

と記事にしているが,はたしてそうか。

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070825k0000e040078000c.html

そもそも,最初に捕鯨しているところへホエール・ウォッチングの船が接近している。記事には,

「ウオッチングガイドの佐藤晴子さん(42)によると、現場は羅臼港(羅臼町)の東約14キロの沖合。午前10時44分ごろ、約3.5キロ先に捕鯨船とクジラの噴気を発見し、近付くと、クジラが銛(もり)を撃ち込まれていた。約20分後、クジラは船首に引き寄せられた。」

とある。

ホエール・ウォッチングしているところへ捕鯨船が来て銛を撃ち込んだというなら,まだしも,銛を撃って捕鯨しているところへ,一般客をわざわざ連れて行けば,「気分が悪くなった。」という客が出てきて当然だろう。捕鯨船の責任ではなく,ホエール・ウォッチングの主催者側の責任ではないか。

また,鯨が暴れれば,捕鯨船もしばらく鯨について動き回ることになる。もし,ホエール・ウォッチングの船の方に鯨が逃げれば,船同士の衝突という事態も想定される。その意味では,ホエールウォッチングの船が接近したということは,危険極まりないことである。

ホエール・ウォッチングが「反捕鯨」の主義主張のための活動であれば,捕鯨船にわざわざ接近するのはわからなくもない。というか,グリーンピースなどがよくやる手法である。

しかし,羅臼のホエール・ウォッチングは,観光客から料金を取って商業的に実施されているものであり,その観光客にわざわざ「残酷なシーン」を見せたり,衝突のリスクのある場所に連れて行くことはない。

そもそも,生き物を食べることそれ自体が「残酷」なことである。牛,豚,鶏などの家畜を食べるにしても,屠殺しなければ口には入らない。生あるものを口にすることの意味をよく考えて大切に食べることがむしろ務めだと思う。

鮪などの海洋生物や牛などの家畜を食べるのがよくて,鯨を食べるのがよくないという理由が私には理解できない。

また,観光に行って,そんな残酷なシーンを見せられたのでは,気分良く帰れない,という人には料金を返すべきだろう。

|

« バルサ開幕戦 0-0ドロー | トップページ | 鯨を堪能する会@坐唯杏・池袋 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

確かに、今回の事件に関してと、捕鯨に対しての考え方は、私も同意見です。

観光船サイドの方が危険極まりなく、捕鯨の最中だと判明した時点で、その海域から離脱すべきです。
捕鯨船からの抗議の方が余程筋が通っています。


悪戯にクジラを捕るのではなく「食べるため」に捕っているのです。
何が残虐な行為なのか、私にもさっぱり解りません。

クジラに関して日本は、肉はもちろん、脂、皮、骨、髭にいたるまで、有効に使ってきました。
それ程大切に利用している資源なのです。

捕鯨反対国の中には
「知能の高い動物を食べるのは残酷だ」と言う理由を挙げている国も有るようですが、
牛馬も知能は高いですし、妊娠期間も人間と同じ10ヶ月という、生き物としても高等な部類です。

「遊びで捕っていない。」
私は、この事を、声を大にして言いたい。


因みに、当地方では、クジラのみならず、
イルカも食べるでぇ~

投稿: 武蔵坊弁慶 | 2007年8月27日 (月) 13時45分

コメント,おおきに。

鯨を肴に飲んだ時の写真をアップしてなかったので,近日中にアップします。

ところで,鯨とイルカの違いは何でしょう。
① 内蔵であるのとないのとがある。
② 口の中が違う。
③ 大きさの違い。

投稿: 日本茶々々 | 2007年8月27日 (月) 13時50分

答えは③かな?
4~4,5mくらいまでを、イルカ。
それ以上をクジラと言ったのでは?

多分、イルカもクジラも同類。
呼び名が違うだけだったと記憶しているけど、
違った?

私的には、炊いた時に脂が臭いのがイルカ。
と言う答えのほうがうれしいけどwww

クジラの刺身。
ゴンドウクジラの干物。
クジラのウデ物、どれも美味しいよね♪


そういやぁ、この前、
足の名残のような骨を持つ、変なヒレがあるイルカが捕獲されていたぞ^^;


投稿: 武蔵坊弁慶 | 2007年8月27日 (月) 14時54分

正解です。大人の大きさを目安に分けているだけで,体の仕組みは同じ。

ひげ鯨と歯鯨に別れるけど,歯鯨の方は魚を食べ,ひげ鯨はひげについたプランクトンなどを漉して食べるので,歯鯨(イルカやマッコウクジラ)の方が肉が臭い。これも事実として正しいが,両方に歯鯨がまたがっているので,クイズの正解にはならない。

投稿: 日本茶々々 | 2007年8月27日 (月) 15時06分

なるほど、イルカが臭いのはそのせいかぁ・・・
勉強になりましたm(--)m


しかし、他所の地域の人に、
「ウチの地方では、マグロの隣にイルカが売っている」と言うと、大体の人が驚くね^^;

イルカは、昔のアメリカドラマの影響があって
「可愛い生き物」と言うイメージが根強くて、
「食べる」と言うと、「可哀想」と言われます^^;

投稿: 武蔵坊弁慶 | 2007年8月27日 (月) 17時20分

そういえば,鯨肉は魚屋で買ってたなぁ。

ドラマの影響を言い出せば,いろんな動物が食べられなくなるはずだが・・・。

投稿: 日本茶々々 | 2007年8月27日 (月) 17時29分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 捕鯨船とホエールウォッチング@知床沖:

« バルサ開幕戦 0-0ドロー | トップページ | 鯨を堪能する会@坐唯杏・池袋 »